バス運転士の独り言
路線バスの運転士がその日に起こった出来事をお話するよ
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その日は突然やってきた
12月の初めの事。いつものように出勤してきたら、助役さんが俺を呼ぶ。ああ、嫌な予感しかしない。
(^。^)<Bomb殿、ちょっとこちらへ。用事があるのですが
(・ω・)「いや、僕は用事ないので、いいです」
(^。^)<そういわんと、それより、来週なんだけど、勤務外すし路線見学行ってきてくれんけ?
(・Д・)「・・・ま、まさか!!」
(^。^)<そう、高速の路線見学

キタ━━━(゚∀゚)━━━━!!

この営業所に来たらいつかはやらないといけないと思っていた高速の路線。しかしなかなかお声もかからず、こちらも声がかからないうちはやらないでおこうと思っていた。しかしやっぱりというかなんというか、ついにかかってしまった。

(^。^)<じゃあ、来週の月曜日で午前がTTで午後がTYで路線覚えてね。なんならハンドルもってね。
(・Д・)「やだい、だって見学でしょ?」
(^。^)<あれ?高速乗ったことなかったっけ?
(-Д-)「いや、ありますけれど」
(^。^)<大型の貸切車乗ったことあるよね?
(-Д-)「一応・・・」
(^。^)<じゃあ大丈夫だよ。よろしくねーん

というわけで、半ば強引に高速の路線見学をやることとなった。

そして月曜日。先生役の高速のウテシさんに御挨拶。
(・∀・)「宜しくお願いします」
(^-^)<よろしくです。高速はどの程度まで教わりました?」
(・∀・)「初めてです」
(^-^)<何回か横に教官乗せて高速運転したりは?」
(・∀・)「してないです」
(゚д゚)<・・・何もせずにいきなりぶっつけ本番?
(・ω・)「ええ、路線も知らないですし、高速バスの機器の使い方も全然知りません」
w(゚o゚)w<うそやろーー?
(・ω・)「運転が出来るだけで、地元の道はともかく、TTの路線の道は良くわかってません。10年選手なんてこんな扱いですよ」

とまあ、最初っから前途多難なスタートでした。
午前は一往復だけ先生がハンドルを持ち、道やバス停、そして運賃収受など、色々と細かく教えてもらいましたが、なかなかなれない道ゆえに、1回自分で地図を出して車で走らないといけないな、と思いました。

午後からは先生が変わり、TMへ。これははっきりいって地元はもちろん、向こうに行っても道が一本道で目的地まで行くので、ほとんど迷うことはなく、路線を覚えると言うよりバス停を覚えるって感じ。そしてバスも7速のギアがあり、なかなか運転しにくいとの事。と言うことで、最初始発までの回送のバスを運転させてもらい、始発到着後交代して路線見学をしました。
そして復路のときに先生が
(´・Д・)<どうや、運転するか?

キタ━(゚∀゚)━!!

って早いって。しかも逆向きのバス停は知らんし!
と思ったものの、どうせ路線見学したって事は走らないといけなくなるだろうし、もうじき暗くなるから、その前に運転して慣れておくのもありかな?と思い、それでも結構悩んだ挙句に覚悟を決めて。
(・∀・)「やりましょう!」

今までバスでは走ったことのない隣県の道路、そしてバスターミナル。でもまあ、今までの経験があれば何とかなる・・・かな?とか思いながらも、額に汗しながら市内のバス停に停車しながらお客さんを乗せ、そしてインターチェンジへ。車ではなんとなく通っていたETCレーンもバスでは幅ギリギリ。思いっきりスピード落として通過し、いざ本線へ!

本線では社速の速度で走行して、まず追い越すことなんてせずにいけるかと思いきや、何度か大型貨物を追い越して走行することとなり、バスで追い越しはほとんどしたことなかったので、そのたびに冷や冷や。また1回後ろからぶっ飛ばしの車にパッシングされ嫌な汗かいたり、工事の片側一車線規制でに狭くなった車幅走行で緊張したりと、高速道路の経験がほぼない自分にとってはとにかく緊張の連続でしたが、それでも何とか帰ってきてインターチェンジへ。ETCレーンでまた冷や冷やしながら通過して、いつものなれた道に入ると、やっと「帰ってきたー!!」と実感しながら、終点まで運行。バスMPに着いたときにはどっと疲れ果てました。

そしてもう一往復。次は往路を運行。夕方過ぎであたりは暗く、また結構お客さんが乗ると聞いていたので気を引き締めて直しての運転。と思ったのですが、いざ運行すると意外にお客さんは少なかったような感じでした。
先ほどの逆の道を走行。高速のインター乗ってすぐ山道で結構坂が多く、なかなか思うように加速が出来ず、また後ろからどんどん抜かしていく車にやきもきしながらも、何とか自分を落ち着かせて運転しつづけ、何とか終点まで到着。

(´・Д・)<どうや、帰りも運転するか?
(o__)o「すみません、もう勘弁してください。疲れ果てました・・・」

帰りは後ろの席でくたばってました。でも高速バスのウテシの皆さん、毎日こうして運転していらっしゃるから、大変だ・・・

こうして無事に高速路線見学は終わりました。初めての高速路線バスの運転は想像以上に疲れました。

続く
コメント
この記事へのコメント
やり取りが面白くて何度も読み返してました(笑)続編楽しみにしてます(^ー^)ノ
2015/12/28 (月) 00:08:59 | URL | ことり #-[ 編集]
ようこそ高速路線の世界へ(笑)
7速ギアの高速路線車両<ハッキリいって2速〜4速は飾りです(下道ですら6速40kmで走れるクルマですから…)

とりあえずは隣県の県庁所在地と同じ県のチューリップまつりと散居で有名な街を経由して大仏とコロッケの街に行く路線だとは思いますが、ワテクシからアドバイス出来ることはクルマの取り扱い方しか無いですが(オイ)
車内後方右側の荷物棚の縁に有る車内温度センサーココのキャップを外して中のコンデンサーの表面のホコリを綿棒でチョチョイと掃除するだけでかなり快適な車内空間が手に入りますよと余計な一言を(笑)
そしてもう一つ緑看板の視差確認…コレをやると結構落ち着いて走れますので是非お試しを( ̄ー ̄)ニヤリ

また高速編の続編くいだおれの街行きの路線体験談も楽しみに待ってますんでヨロシクお願いしますよ(鬼)
2015/12/29 (火) 02:16:44 | URL | yk9214 #-[ 編集]
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